10. はまぐり
これは世間とずれている私のブログです。
辞書をめくっていたら、はまぐりという単語が目に入ってきたので読みました。
はまぐり【蛤】
ここで私が気になったのが、「食べる貝として、最も普通で、おいしい。」という部分です。
私ははまぐりを日常の食材として食べていないです。海辺の方に旅行したとか、節句の時のおすましくらいでしか食べたことがありません。私が普通だと思った貝は、しじみ・あさり・ほたてがいです(二枚貝以外を入れると話が長くなるので控えます)。
でもしじみは小さいですし、食べるという感覚よりもお味噌汁のだしとしての存在感が強いかもしれません。
そこで形状も大きさもはまぐりと近いところにあるあさりについてまず調べました。
あさり
まず驚いたのが、あさりはひらがなという事です。浅蜊は借字だったのですね。
そして、「最も普通で、おいしい。」という部分はあさりには書いていませんでした。「最も」をはまぐりの方に書いてあるのでもう使えないのはいいとして、「おいしい。」をつけてほしかったです。あさりの酒蒸しや、ボンゴレスパゲティなどおいしい料理がたくさんありますからね。
ほたてがい【帆立貝】
開いた扇形の貝殻を持つ海産の大形二枚貝。太い貝柱は美味。[イタヤガイ科]
ほたてがいには美味と書いてありました。たしかにおいしいと思います。ただ、個人的な好みとしてあさりほど量は食べられないですね。
こうして色々辞書に書いてあることを比較してみると意外と辞書を作った方々の好みが反映されていて面白いと思いました。
ところで、はまぐりって語感がかわいいですね。浜の栗の意味というのも良いと思います。昔の人の感性は素敵なものが多いですね。今日は貝について少しだけ知識が深まりました。
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では、今日はこの辺で。ありがとうございました。